3月10日広島会場の報告 [会場レポート]
3月10日、広島会場の報告です。
前日からの雪、平日の夜、どれだけ来てくれるだろうかと気を揉みましたが、20人の参加で、こじんまりではありますが、密度の濃いプログラムをこなすことができました。
一日を振り返って。
11:54 ひかり555レールスターで、アザドさん、キムウンシクさん、
が広島着。磯川、日南田で出迎え、広島駅でお好み焼き(そば肉玉シングル)を食べました。事前に軽食と伝えてあったようですが、アザドさんもキムさんも満腹、好評でした。
14:00 広島市役所本庁11Fの市政記者会で記者会見を行いました。直前に核密約問題で被爆者団体が多くの記者やテレビカメラを前に記者会見をしていました。朝日(加戸記者)、読売(南部記者)、+1社の取材でした。朝日の加戸記者から、選挙情勢や韓国のメディア状況についての質問がなされました。加戸記者が、映像祭で上映するサナ映像の静止画を使った記事を後日書いてくれるとのことです。(静止画のデジタルデータを送る約束をしました。)
映像の感想を少々
①「イラクの現在(いま)と希望~IFC(イラク自由会議)SANAテレビ
これまでインジャパンで配信して来たサナテレビの番組を再構成して、戦争と占領に喘ぐイラク市民の中に分け入って、サナテレビとIFCが変革の砦となっているということが、ひしひしと伝わる作品だったと思います。これを見たら、私たちがこれまで取り組んで来たこと、IFCとともにめざしているものが非常によく伝わると思いました。みんな息を潜めて見ていました。
②「The Young Moon & New Star(三日月と新星)~パキスタン人アリの韓国物語~」(25分)+PAY DAY by Crack Down (ミュージックビデオ)
アンケートに「よく出来ていたと思います。字幕を読む時間が少し足りませんでした。日本の外国人労働者政策は、韓国よりも遅れていることをぜひ知らせてください」というものがありました。
③「未来をよこせ!職場にもどせ!~派遣法撤廃の闘い」
アンケートから「すでに週刊MDSで知っていましたが、あらためて問題の緊急性を感じました。」
公募「コトパンジャンダム」
アンケートから「残念ながら短すぎて訴える力(何を訴えるのか)が弱かったように思いました。」
公募「ジュゴンと共に生きる」
アンケートから「稲嶺市長の誕生はうれしかったですが、国政レベルでの実現に向けて、力をあわせなければなりませんね」
質疑応答ではアザドさんに、「移行政府を目指していると言われたが、ということは現在の政府からの攻撃や圧力は受けているのが?具体的に教えてほしい」との質問が会場からありました。
イラク戦争調査委員会設置の決議文については、時間が足りずできませんでした。個人賛同と言う形で一名が用紙を提出してくださいました。
二次会は、翌日の出発が朝早いにもかかわらず、深夜まで、近くの
焼き鳥屋さんで、盛り上がりました。
サナ映像上々の出来 [会場レポート]
東京会場の青山学院大学での映像祭に前半だけ参加して来ました。サナ映像作品なかなかいいものに仕上がってました。
ゲストのジャーナリスト志葉玲さんも「現地の方にしか撮れない作品。撮影クルーに敬意を表したい」とのこと。
志葉さんは明日横浜会場にもイラク戦争検証委員会設置のアビールに来場されることが決まりました。
(横浜:P)
第2回国際映像祭 大津会場レポート [会場レポート]
第2回国際映像祭 大阪会場レポート [会場レポート]
投稿の日にちは7日になりましたが本日3月6日は大阪本番日でした。
あいにくの雨でしたが多くの方々が来て下さいました!!
初め映像の不具合というトラブルにみまわれながらも臨機応変にスタッフの方々が対応して無事に終えることが出来ました。
投稿者は司会三人のうちの一人でしたが、始終みっともない感じになってしまいました、
ごめんなさい
アメリカ/レイバービートからのゲストが来られなくなってしまったのは残念でしたが、ビデオレターが届いたので上映しました。そして、イラク/SANAテレビと韓国/フルプロダクションから二人ものゲストに来ていただき貴重なお話を聞く事ができました。
作品について。
私的に特に周りの反応が良かったのはキム・ウンシクさん制作の作品と思います。
場者の方もおっしゃていたのですが、キムさんの作品は活動などを直接的にえいがいたものではなく、しかし観た人の心に響くような作品でした。
これは本当に一見の価値があります。会場に足を運ぼうかなと悩んでいる方、是非!!
交流会では私はキムさん側の司会を務めておりましたが、来場者の方々からの感想や質問が沢山出て、キムさんは訳を通さないにもかかわらず(アザドさん側は訳者さんがいるため交流するのに時間が)時間が足らなかった程反響を呼びました。
『A Lamp in the Darkness』に出演するStop CrackdownのCDが販売されましたが既に3分の2が売れたそうです。それ程来場者の方々の心に響く音楽なのだと改めて感じました。
またアザドさんが局長を務めるSANAテレビの、今までの歴史を振り返るともいえる作品『イラクの現在と希望』も上質な作品であったと思います。
公募作品は18作品を上映しました。どのタイミングで来場しても色々なテーマの作品を見れるようスケジュールを組みました。実際見ても散らばっていたかなと思います。
終盤では実行委員会制作の作品に出演の吉岡力さんにも登場していただき発言していただきました。
講評者も3人の方に来て下さり指摘も含め貴重な意見をいただけました。
司会者がまごまごしたり、制作者がアピールする間も和やかな空気が流れていました。会場の雰囲気としてはとても良かったと思います。
大阪の実行委員の皆さまお疲れ様でした。明日(0時過ぎているので実際は今日ですが)の大津の映像祭も成功するよう願っております!!