作品紹介

①『ポスター・ガール』※2011年アカデミー賞 短編ドキュメンタリー部門ノミネート作品
（監督：Sara Nesson、制作：A Portrayal Films Production、37分）
　アメリカ合衆国州兵としてイラク占領作戦に動員され、米陸軍広報雑誌『ARMY』表紙に掲載された主人公の女性兵士が、帰還後のPTSD（心的外傷ストレス障害）に苦しみながら、自分自身が人間性を奪われた怪物であったという地獄の記憶を見つめ、向き合うなかから、自己の人間性をどのように回復してきたかを描いたドキュメンタリーです。2011年アカデミー賞ノミネート作品であり、日本では今年4月に開催された「第3回
戦争と貧困をなくす国際映像祭」において初公開されました。

②『IVAW 明日へのあゆみ』
（監督：木村修、制作：マブイ・シネコープ、35分）
　IVAW（戦争に反対するイラク帰還兵の会）の活動を追った「立ち上がる
IVAW」シリーズの第6作で、ウィスコンシン州都マディソンにおける公務員労働者の解雇や権利はく奪に反対する大衆行動に合流したIVAWの様子が描かれています。出動命令が下された州兵たちに対してIVAWは呼びかけます。「労働者に手を出してはいけない。敵は労働者ではない」「州兵も公共部門の労働者だ」。労働運動と反戦平和運動の連帯をとらえた貴重な映像です。

　両作品に共通するのは、戦争と貧困の時代を生きる人間の存在をかけた闘い―奪われた人間性を取り戻す闘い―そのために、私たちに何が必要とされているのか、という問いかけと示唆にほかなりません。同時にそれは、未曾有の原発震災後の明日を生きようとする私たちへの熱い連帯メッセージでもあると思います。みなさまのご参加お待ちしております。

（関東 K.K）

10月・11月の上映予定（関東）

ふるってご参加ください！！ 

【上映予定】 
・10月8日（土）14:00-16:00
男女平等参画センター（リーブラ）　集会室1・2・3　（JR 田町駅東口　徒歩3分）
http://www.city.minato.tokyo.jp/sisetu/danzyo/danzyo/index.html

・10月30日（日）14:30-16:30
ムーブ町屋　ハイビジョンルーム　（千代田線、京成線 町屋駅　徒歩1分）
http://www.cbc-move.jp/highvision_gaiyo.html

・11月6日（日）14:30-16:30
space&cafe ポレポレ坐　（JR、大江戸線 東中野駅　徒歩1分）
http://za.polepoletimes.jp/

・11月12日（土）13:30-15:30
一橋大学　東キャンパス1号館3階　1305教室　（JR 国立駅南口 徒歩6分）
http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/access.html

・11月27日（日）14:00-16:00
男女平等参画センター（リーブラ）　ホール　（JR 田町駅東口　徒歩3分）
http://www.city.minato.tokyo.jp/sisetu/danzyo/danzyo/index.html

【上映協力券】
一般：前売1300円、当日1500円
学生・失業者・シルバー・障がい者：前売800円、当日1000円

 

【申込・問合せ】
2012年　第4回戦争と貧困をなくす国際映像祭実行委員会（関東）
[メール][e-mail]

（関東 K.K）

10.1スタッフ会議（実行委員会）関東

次回スタッフ会議（実行委員会）の案内です。
おもに10月8日の上映会に向けて打ち合わせます。
どなたでも参加できますので、ご気軽にご連絡ください。

10月1日（土）16:30-18:30
「戦争をしないまち・北区をめざす会」事務所（王子駅徒歩1分）
〒114-0002　北区王子1-2-1倉長ビル401

（関東 K.K）

東京試写会成功！

9月23日（金）東京・田町で試写会行いました！
一緒に上映したいという方や、ミニコミ紙で宣伝してくださるという方がいらっしゃってよかったです。
特に、今後上映を予定している大学の学生さんが参加してくださり、その日の上映会スタッフとして宣伝も含め協力してくれることになったのがうれしいです。
幸先の良いスタートが切れたと思います。
本上映開始まで2週間。宣伝がんばりたいです。
（関東K.K）